Corona SDK 開発環境設定
忘れないうちにメモしておこうと思います。
Corona SDKの開発環境の設定方法について。
Mac版だけです。Windows版は色々面倒な上にAndroidしか開発出来ないので省略。
◆ Corona SDKのダウンロード
http://jp.anscamobile.com/
AnscaMobile社のページからdmgファイルをダウンロードします。
ユーザー登録が必要なので、E-mailアドレスとPasswordを入力して
チェックボックスをオンにしたらContinueします。
画面に従ってCorona.268(ダウンロードしたときのバージョンに依存)を
Applicationsフォルダにドラッグ&ドロップしてインストール完了です。
◆ TextWrangler
ただのText編集ソフトなので、別に入れなくても大丈夫です。
ダウンロードして、普通にインストールするだけ。
http://www.barebones.com/products/textwrangler/download.html
これの有料版、BBEditはソースコード内で定義した変数を補完してくれるなど
高い機能を誇るようですが、11,500円します。(Mac App Store)
◆ サンプルを動かしてみる
取りあえず、本体に同梱されているサンプルを動かしてみましょう。
起動時には「Corona Terminal」から起動することをおすすめします。
そうするとデバッグログや、エラーなどがTerminal上に表示されます。
同時に起動される「Welcome to Corona」画面より、適当な
Exsamplesを選択すれば開くことができますが、どうせなので
フォルダから開く方法で行きましょう。
一番上の「Open a Project in the Corona Simulator」を選択します。
アプリケーションから、
「Corona.268/SampleCode/Physics/SimplePool/main.lua」を開きます。
別に動かすだけならば、SampleCode内のどれを選択しても大丈夫です。
また、全てのCoronaアプリケーションは「main.lua」から始まります。
すると、こういったシミュレータが起動するはずです。
これは単純なビリヤードゲームです。白いボールをドラッグすることで
力をかける方向、量を指定して玉を発射します。
画面が小さいと思う場合は、「Window→ViewAs」から様々なデバイスを
選択することができます。例えばNexusOneを選択するとこうなります。
実機で動作させたい場合は、「File→Build」から出力したいデバイスを選択します。
iOSの場合は、当然開発者登録が必要ですが、Androidの場合は特にありません。
※Code Signing Identityに、利用可能なプロビジョニングプロファイルを指定
そうするとインストール可能なipaファイルが出力されるので
オーガナイザから実機にインストールすれば動作確認も可能です。
※ライセンス登録をしていない場合、起動時にTrial版というAssertが出ます。
動作させるluaファイルを変更したい場合は、「File→Open」から
適当なmain.luaファイルを選択すれば可能です。
ファイルに変更があればシミュレータがそれを感知し、refreshを要求してくるため
高速な動作確認も可能となります。
基礎的な環境設定に関しては、こんなところでしょうか。
前日のセミナー感想エントリで書いているDirectorClassも
ツール類を作成する際には大きな助けになると思います。