第1回 appbank Network主催 勉強会に参加してきました その1

前書き

表題の通り、appbank Network主催の勉強会に参加してきました。
全体的な感想としては、前回のappbankさん主催の勉強会でも思ったんですが
目新しい情報や初めて聞く情報が多く、参加して良かったな、と常々感じます。


内容的にはオフレコの部分も多かったので、誤ってオフレコ部分を
レポートで書いてしまわないかかなりドキドキものですが
ひさしぶりにレポート書こうと思います。


最近、毎週1〜2回はどこかの勉強会にお邪魔しているので
ものすごくレポート用のテキストファイルがたまってるんですが・・・
記事に書き起こしてないだけで、20個近い気がする。


全部書き起こしたいところではありますが、
内容が濃くて多かったので抜粋にしておきます。
詳細が知りたかったら私に直接?


appbank Network勉強会

※写真などは全然撮っていないので、私のテキストばかりのレポートになります。


会場に着いたら、いきなり宮下さんが独演会やってました。
その中から、重要そうなところだけピックアップ。
特にオフレコとか聞いてないから大丈夫だよね?
(私が到着する前に言っていたらヤバいが)


ダウンロード数について

『iPhoneの説明書』の場合
平日6〜8万DL
休日9〜10万DL


有料アプリで1位を取るには、おそらく
1000〜3000DL

iPadアプリ
5000〜8000で無料1位くらい
300〜500くらいで有料1位


有料アプリときは、なるべくニッチで、誰かが必ず買うようなアプリが良い。
例えばスロット、シューティングゲームなど固定客が付いているものが戦いやすい。


中国ではフリーミアム形式のアプリが1位で、日本円で500〜700万円くらい
アメリカは1.5〜2倍くらい?
中国で課金する人は増えて来ているが、
海賊版が横行しているので、有料アプリでは儲けにくい


面白革命capsule+さん

特に衝撃的だったのは、


2012年3月からiPhoneゲームアプリ開発を開始したことと、
3ヶ月で22本の無料ゲームアプリをリリースし、
累計700万ダウンロードを達成した。
(かなり徹夜もした)ということ。


例えば「連打の達人」はデザイン4時間、プログラム1時間30分という
短時間で作られたとか。
簡単なプログラムだとは思うけど、1時間30分でやる自信は無いかも。


印象的な話では、これまで言われてきた「無料アプリでの儲け方」とは
違った観点での収益安定化の方策について。


いままでは、わざと誤クリックしやすいような場所に
広告を配置することで意図的にタップさせて収益を上げるようなことが
良く言われ居たが、capsule+さんではむしろ「逆」とのこと。

広告の単価は、日付けや曜日、アプリによっても違う。
コンバージョン率によって、単価が上がって行く。
コンバージョン率が高いと単価が上がり、低いと下がる。
※コンバージョン率 : 
 例えば広告から飛んだ先で成約したり、
 実際にアプリ広告などでは実際にアプリがダウンロードされた割合など


広告付きの無料アプリで稼ぐには、

1. 幅広い客層、年代層に万人受けするアプリを作る
2. アプリの客層にマッチした広告を表示する
  (広告会社の管理画面でやる)
3. ミスクリックや、誤クリックを防ぐ


ミスクリックが多くなると、次のようなマイナスポイントがある。

・単価が下がる
・アド会社からの苦情、広告の配信停止
・ユーザーからの評判が下がる
 →ブランドイメージの悪化
  →ユーザー、アドネットワーク会社からの評判が悪くなると回復に時間がかかる。
※広告の配信停止なんてされると、干上がってしまう

そのため、タッチ・スワイプの頻度が多い箇所には広告枠を配置しない。
広告位置を間違えて押されやすい下から上へ変えたところ、

単価の改善(5倍以上)
ブランドイメージ向上
長い間遊んでくださるユーザーが増加し、結果として「収益が安定した」


広告の基本は
ユーザー様、広告主様、開発者のすべてがウィンに成って成り立つ業界。
このバランスが崩れると、最悪市場が無くなってしまうことも考える必要がある。


ゲーム作りは告白と同じ
自分の中の好き(面白い)を人に伝えること

4月に法人化した(そのうちスタッフ募集する)
今後も自分の中の「面白い」にこだわったアプリを作り続ける
その気持ちに共感してくださる方は、是非一緒にやりましょう(勤務地:大阪)


MF☆ラノベコミック 宮木良磨氏

最近、一時期に比べて格段に読むペースは減ってるんだけど
私もまだラノベ読んだりしてます。卒業してません。


昔は(いまも)ラノベ読んでたりしたらオタクのレッテルを張られたり、
話題に出すと微妙に引いた空気が出る(実際appbank勉強会でもそうだった)。
でも、そんな風に格好付けてるから世代間の断絶なんかが生まれるんじゃなかろうか。


さて、肝心の講演内容について。相当量がオフレコなので今ひとつ書けない。
かなり突っ込んだ内容が多くて興味深いお話でした。
MFラノベコミックのアプリでは一覧ではキャラクターがしっかり見えるように。
挿絵が綺麗に表示されるように工夫されている。
これは「ライトノベル」って言うものに合わせた上手い工夫だと思う。


BOOK☆WALKER 橋場一郎氏

角川グループが運営する、電子書籍のストア・ビューア一体型のアプリ。
Android版が徐々に延びてきているとのこと。
内容がこちらも大体オフレコなので何も書けない!


書けないんですが、今後のアプリ開発や新卒への教育で
重視しなければいけない重要なお話も聞くことができました。


なるほど、確かに。というところ。丁度中間に位置する私の年代じゃないと
出来ないことは多そう。
少し離れかけてたけど、積んでるラノベをちゃんと消化しようと思う。


その2へ続く

ちょっと内容が多いコンテンツがここから2つ続く。
省略して書こうと思ったけど、、、せっかくだからメモから全部起こすか。
パズドラでエントリー1つ、Genesixさんでエントリー1つ上げます。