寄附金控除とか

気づいたら昨日も更新できてませんでした。本当にダメ人間です。
今週からは普通のシフトで業務が始まりますので、
意識も切り替えられると思います。


少し震災でばたばたしているせいか、Twitterなどで収集できるネタも
震災関連のものばかりになってしまっていて
いま一つ書くネタが見つからないというのもありますけど。



そんなこんなで、ひとつ書いておこうと思ったのが、寄附金控除について。



私もこの間まで知らなかったんですが、納税者が国や地方公共団体特定公益増進法人などに対し、
「特定寄附金」を支出した場合には、所得控除を受けることができます。
個人の場合ならば、一定額の寄付をすると確定申告時にその額分を所得から除外できるわけです。


※会社の年末調整では無理です。 自分で所轄税務署まで。
詳しくは、国税局のページなどにも載っています。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1150.htm
http://www.giveone.net/cp/pg/article/TaxPage.aspx


今回の震災などで、万単位の寄付を考えてる人もいると思いますが、
普通に寄付をするだけではさすがに自分の生活にも関わってくるため厳しいものがあると思います。
そのため、こういった制度はしっかりと利用していきましょう。


最初にこの制度を知ったのは、こういったまとめブログにあった
赤松健さんの発言なんですけどね。
◆ 漫画家・赤松健 「私は、『応援のための絵』とか苦手なので、募金の額で貢献したいと思います」 節税のコツを公開
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52441429.html



また、最初に挙げたように寄付先はどんな団体でもよいわけではありません。
きちんと領収書などが貰えて、控除が受けられる団体を選びましょう。
現在ならば、たとえば


日本赤十字社
自民党
日本赤十字社を通じての被災者支援となります。


など。 そして、気を付けなくてはいけない募金先が日本ユニセフや、民主党などです。
たとえば日本ユニセフの場合、

「ユニセフによる日本への支援は、第2次世界大戦直後の昭和24年に始まり、昭和39年に終了いたしました。 
その後、日本国内では、これまでも大規模な自然災害が各地で発生しましたが、
ユニセフの支援がそうした場面で提供されることはございませんでした」 

「当緊急支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合
(被災者の皆さまへの支援が行き届き、ユニセフと日本ユニセフ協会が提供できる内容の
支援が被災地では必要ないと判断される場合)、ユニセフが実施する他国・ 地域での
紛争・自然災害などによる緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、
ご了承願います。」

要するに、いくらか知りませんけど適当に日本ユニセフ側が決めた金額以外は
全部他国の支援に回しますよ、という詐欺のような文面があります。
また、ここに寄付をすると最大で25%は「日本ユニセフ」の活動費に充てられます。


そして民主党ですが、政府与党にもかかわらず義援金募金は税制上の優遇処置【対象外】です
また、集めた寄付金の寄付割合についての開示もないため、民主党支持の自治体には配るが
自民党支持自治体には配らない、といった恣意的な配分もできてしまう状態になっています。


色々なところでも書かれていますが、詐欺のようなものです。
高額な寄付を行う際には、十分に注意しましょう。
基本的に街頭で募金集めているところに入れるより、しっかり自分で調べて、
選んだ信頼できる寄付先を利用しましょう。 それが一番の被災者支援になると思います。