第1回 学生のためのUnity勉強会に参加してきました。

http://atnd.org/events/20202
学生じゃないんですけどね。


Unityの利用方法を一度チュートリアル的に学びたかったので飛びつきました。
細かい説明に関しては@mi_kamiさんが素晴らしくまとめてくださってるので
以下のエントリをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/mi_kami/20111002/1317580279


私も同じようなものを更新しようと思ってたんですが、日曜日はひたすら
寝ていたため何も出来てませんでした。怠慢過ぎます。


勉強会自体はこれからも第2回、3回と行っていくつもりで、
告知や資料の公開などは以下のFacebookページで行うとのことです。
興味のある方は登録しておいてはいかがでしょうか。
http://www.facebook.com/groups/unityben/


ともあれ、この勉強会に参加したおかげで基本的なUnity操作は身に付きました。
この状態なら以前購入した以下のような書籍も理解しやすそうなのです。
私が持ってるのは、最初に上げてるオライリーからのウニ本だけですが。


3Dゲームのアイデア出来たら組んでみたいなぁ。。。というか、そういう
イデアとか素材を提供してくれるデザイナーさんとか居ないだろうか。(人任せ)




Unityマスターブック―3Dゲームエンジンを使いこなす
和泉 信生
カットシステム
売り上げランキング: 5833



1時間でFPSを作る

1時間でFPSを作る!と銘打たれていますが実際に一人称視点で
敵と戦うようなアプリケーションまではいかず、
フィールドを作って一人称で動き回るところをゴールとしたセッションでしたが
Unityの基本操作と、そのスペックを体験するにはとても良い内容だったと思います。


FPSを、ここでは一人称視点で移動しながらアクションするゲームとする。


何を、どうやってつくればいいか?
この3つさえあれば作れると思っている。

・大地(山、木を含む)
・カメラ(プレイヤー)
・環境(太陽光、空気など)→ コレがあることで、リアルさが生まれる

そこで、新規プロジェクトを作成する際に以下のパッケージをリンクする。

Character Controller.unityPackage
 → キャラクター操作関係のパッケージ
Terrain Assets.unityPackage
 → 地形用のテクスチャパッケージ
Skybox.unityPackage
 → 広大な「空」を描くためのパッケージ


詳細なUnityの操作などは前述したURLリンク先を参照して頂くとして、
まぁ実際慣れてしまえばこのセッションでやることは15分程度で
地形を作って、木や草を生やして、テクスチャを付けて、空を付けて、影を付けて、
プレイヤーを配置してFPSのキー操作で歩き回れるところまで完成してしまいます。


3Dの煩雑さを多少なり知ってる身からすると、ここまで
自動でやってくれるのは逆に恐ろしくなるくらいで。
NewFrontier時代のDark Age of CamelotくらいだとUnity使うと簡単に作れてしまうのかと。


Unityの公式にFPSゲームのサンプルなどがあるので、
それに今回作ったようなTerrainを放り込んでやるだけで
マップを変更したりも出来る。


敵のテクスチャも自分で作ったものに切り替えたり、
プレハブなどの3Dオブジェクトをおいてみたり。



Unityスクリプト入門編

後半のセッション。
資料は以下のようになります。
http://db.tt/FQrN9fTv


タイトルから受けていたイメージと違ってUnityを使って簡単なゲームを
作ったときの流れを追いながら、それを参加者側も実施する
ハンズオン的な内容でした。


資料はとても詳細に作られており、とても良いものだとは思うのですが
オブジェクトなどに関して「完成品」を入れてしまったため
資料で言う「過程」の状態にある素材が無かったのが1つの失敗で、
あとは時間が短いのもあって駆け足気味になってしまったのもあり途中終了。


個人的にはコレだけの内容を1時間足らずで話そうと思ったら、
動きを見せながらスクリプトの解説をおこなっていくことにだけ集中して
みんなはハンズオンしない形にした方がスムーズだったかもしれないかな、と。


ただ、資料はとても良いものでしたし人前で積極的に情報発信を出来る人は
貴重なので、これを変なトラウマにせずに第2回や3回があるなら
また頑張って欲しいなと思います。


なんかすっごい上から目線な感じになってるけど、
私なんて人前で発表とかLTとかしたことの無い人間なんで
それに比べりゃ前に出て行く人はそれだけで凄いです。


セッションの内容に関しては、先ほど記述した資料に含まれている
PDFを見て頂ければ全て書いてあります。


全部で136ページにも及んでいますが、高橋メソッドが使われていないため
本気で136ページ分の情報を書き込んである気合いの入った資料です。
これに沿って組んで行けば、Unityアプリは1つ作れてしまうんじゃないかなと。


ただ、上述したとおり素材などは「最終形」の形で配布されているので
その辺りは上手く読み取って実装しないといけないかも知れません。